JH FUZZ完成
今日は風が強いので、塗装はやめて2号機のケース作りをしました。
研究室には10時ごろ行ったんですが、先生含めて誰も来ていませんでした。
しめしめと思いつつ加工開始。
まずはケースに開ける穴の位置と大きさを決めます。
参考にした本「誰でも作れるギター・エフェクター」には実寸大のケース穴あけ位置が載っているんですが、昨日回路を組むときにパーツ配置を無視して作った結果基板が大きくなってしまったので、本の通りに作ると基板とスイッチが干渉するようになってしまいました。
そんなわけでスイッチを1cmほど下に下げました。
位置と大きさを決めたら、ドリルの先端が滑らないようにポンチを打ちました。
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そして穴あけです。
最初に3mmほどの穴を開けてから目的のサイズのドリルで穴を開けます。
この辺はステンレス板を加工したときの知識が生かされました。
やっぱりアルミは加工が簡単でいいですね。
もっとも研究室にボール盤があるお陰ですがw
そしてDCジャック、インプット・アウトプットジャック、LEDをケースに取り付け、昨日作った回路を繋ぐことで完成です。
とりあえず完成しました。
インプットジャックにギタープラグを繋いでスイッチをONにするとLEDが点灯しました。
が、今日はもう1本のケーブルを持っていくのを忘れてしまったので、音が出るかの確認は家に帰ってからすることにしました。
早速家に帰りギター→JH FUZZ→アンプと繋ぎました。
まずはバイパス状態で試してみるとちゃんと音が出ました。
そしてスイッチをONにし、LEDが点灯しているのを確認してからギターを弾いてみると、なんと音が出ません。
やっぱり自作ものはそう簡単に上手く行きませんね。
とりあえず原因を探るためケースを開いて確認してみましたが、半田不良などは見受けられませんでした(下手なところは沢山あるけどね)。
仕方が無いので修復は明日以降に回すとして、とりあえずACアダプタでもちゃんとLEDが点灯するかを確認したところ、なんと音が出ました。
電池がダメでACアダプタは大丈夫ということで、電池のほうの配線がおかしかったわけですね。
半田ごては研究室に置いて来たので、とりあえず配線のことは置いておいてACアダプタで鳴らすことにしました。
そしてケースを閉じて再度弾いてみるとまたしても音が出ません。
ケースを開いていると音が出るのに、ケースを閉じると音が出ないわけです。
理由は簡単。
ケースの蓋と回路がショートしていたため、ギターのインプットが途中でグランドに落ちていたわけです。
そんなわけでボロボロになったクリアファイルを適当な大きさに切って蓋に貼り付けたら、ケースを閉じても音が出るようになりました。
そんなわけでツマミを適当に動かしながらどんな音が出るのかを確認してみたんですが、かなりエグイ音が出るようです。
面白いのでちょっと遊んでみました。
JH FUZZ(mp3:564KB)
セッティングはピックアップがフロント、Volumeが10、Fuzzが3って感じです。
こいつは中々遊べそうです。
しかしボリュームを最大近くまであげるといきなり「ピー、ガー」って感じのノイズが乗り出します。
ラジオでも拾ってるんでしょうか?
このエフェクターの場合FuzzよりもVolumeをいじったときの方がいい音が出せるのでちょっと残念です。
まぁ弾き始めれば分からないんですけどね。
しかしこいつは僕が持ってるマルチエフェクターよりも確実にいい音を出しますね。
僕のマルチエフェクターは結構高いもんだったんですが、こいつの材料費は3000円くらいなんですよ。
それでもこれだけの音が出せるわけです。
中々奥が深いです。
そんなわけで2台目のエフェクターJH FUZZが完成しました。
前回とは違いユニバーサル基板での製作となったわけですが、そのお陰か今回は勉強になることがたくさんありました。
今後のエフェクター作りの参考にしようと思います。
えぇ、完全にエフェクター作りにはまりましたともw
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