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自作シールド

今日は研究室でギター用のシールドを作ってきました。

ギターシールドってのはギターとエフェクターやアンプを繋ぐ為のケーブルのことです。
なぜシールドと呼ぶかと言うと、芯線が網線によって電気的に遮蔽(シールド)されているから(多分)
そんなシールドを自作しようと思い、部品を購入したのが2月末。
就活真っ只中でしたw

そんなわけで買ったはいいけど作る暇が無かったので、今まで放置していました。
そしてこの度就活が無事に終わったので、やっとこさ作ることにしました。

とは言え作業工程は少なくて、被覆を剥く→半田付け→カバーを取り付けるだけです。
今回はBELDENの9395というケーブルとスイッチクラフトのプラグで作ることにしました。
ネットで調べた限りでは結構評判が良かったものですから。
以下は作り方。

1.外側の被覆を剥く
まずは一番外側の被覆を剥きます。
2.網線を撚る
出てきた網線を撚っておき、さらに内側の布状の被覆も除きます。
3.予備半田
さらに出てきた白いゴムの被覆を5mmほど剥き、芯線も同様に撚っておき、予備半田をする。
4.半田付け
そしてそれぞれの線をプラグに半田付けします。
この時点までにカバーをケーブルに通しておかないと後で泣きを見ますw
5.完成
カバーを戻して完成です。
使用半田
ちなみに今回はKester44という半田を使いました。
音が良いと評判のものです。
ついついスプールで買ってしまいましたが、一生使い切れないような気がしますw
ちなみに半田にもヴィンテージものがあるんですよ。

こんな感じで作るわけですが、1本目は半田付けのところで戸惑ってしまい、作るのに1時間近くかかりました。
2本目は1本目の失敗を踏まえて作っていったら20分で出来ました。
3本目は2本目と同様に作って行き15分強で完成・・・と思いきや、カバーをケーブルに通し忘れてしまい、片側を作り直すことになりました。
結局3本作るのに1時間半くらいかかりました。

そして家に帰って早速音のチェック。
まずは今まで使ってたケーブルで10分くらい弾く。
次に今回作ったケーブルで弾く。

ジャ~ン♪
おっ!音が違う!!
正直言って僕の耳では音の違いなんて分からないかと思っていたんですが、今までに使っていたものと比べると明らかに力強さが違います。
中域がグッと前に出てきて、ガキーンって感じの音になりました。

アンプ直結の音でこんなに楽しめると思っていませんでした。
今まではアンプ直結だとなんだか頼りない音になってたんですよ。
こんなもんなのかなぁと思っていたんですが、こんなところに原因があったわけですね。
これならもっと早く作っておけば良かったって感じです。

さて今回の費用ですがケーブルが1m当たり340円、ストレートプラグが250円、L字プラグが420円ということで、3mのケーブルで1690円ということになります。
調べてみたら今まで使ってたケーブルよりも安く済んでることが分かりました。
音が良くてなおかつ安いんだったらこれを使わない手はありませんね。
今回はBELDENの9395を使いましたが、8412というマイクケーブルも9395とはまた違った良い音がするらしいんで、そっちもいつかは作ってみたいです。

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About 自作シールド

2005年05月29日 10:47に投稿されたエントリーのページです。

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